エンジン不具合が事故原因か 小型機不時着で調査官見解 

 兵庫県相生市のゴルフ場に11日、英国籍の男性(47)が操縦する小型飛行機が不時着した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官2人が現地を調査し、エンジンの不具合が事故原因の可能性があるとの見解を明らかにした。機体の損傷状況から不時着後、コース上を約300メートル滑走した後、段差にぶつかって止まり大破したとみられることも判明した。

 中野道広調査官によると、山間部で危険が少ないゴルフ場に着陸を試みており、操縦には問題がないとみられることや、操縦機器に不具合が確認できないことからエンジンの異常が考えられるとしている。


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