2017年7月10日 16:47 | 無料公開
釧路和商市場に並んだ初物のサンマ=10日、北海道釧路市
北海道東部沖の太平洋でサンマ流し網漁が始まり、釧路港などで10日、全国に先駆けて初水揚げがあった。釧路市漁協によると、初日の水揚げ量は昨年の約10倍の約2千キロで、漁業関係者からは不振だった昨年と比べて、豊漁を期待する声が上がった。
漁協などによると、初競りは1キロ1万4千円で、過去最高だった昨年の約半値だった。小ぶりだが希少なため人気が高く、全国から注文があるという。
釧路魚市場の青木一哉課長代理は漁獲量が昨年より増えると予想。「最盛期を迎える9月ごろから手頃な値段で家庭に提供できそうだ」と話した。