作業員発がんリスク0・5%上昇 内部被ばく、原子力機構大洗事故

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作業員の内部被ばくについて記者会見する量子科学技術研究開発機構の明石真言執行役=10日午後、文科省

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被ばく事故で、量子科学技術研究開発機構は10日、作業員5人の今後50年間の内部被ばく線量を推計した結果、最も高い作業員は100ミリシーベルト以上200ミリシーベルト未満と発表した。他の作業員は10ミリシーベルト以上50ミリシーベルト未満が2人、10ミリシーベルト未満が2人。最も高い値の作業員の発がんリスクについて、量子研の明石真言執行役は「0・5%上がる」と述べた。

 5人は千葉市内の医療施設で放射性物質を体外に排出させる薬剤治療を受け、現時点で健康状態に特段の変化は見られないという。