東証反発、2万円回復 円安で企業業績に期待感 

 週明け10日の東京株式市場は、円安ドル高を受けて企業業績への期待感が高まり、日経平均株価(225種)は反発した。終値は前週末比151円89銭高の2万0080円98銭。3営業日ぶりに2万円台を回復した。

 東証株価指数(TOPIX)は8・42ポイント高の1615・48。出来高は約15億4千万株。

 前週末発表の米雇用統計が総じて堅調だったとの見方から円売りドル買いが進み、10日の東京外国為替市場は一時1ドル=114円台前半の円安水準となった。自動車株や機械株が上昇したほか、半導体や電子部品関連のハイテク銘柄が買われて平均株価を押し上げた。


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