2017年7月10日 12:40 | 無料公開
【北京共同】中国国家統計局は10日、6月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1・5%上昇したと発表した。伸び率は5月から横ばいだった。 品目別にみると、医療保健や教育文化・娯楽などサービス関連が大きく上昇する一方で、食品関連が下落。特に豚肉や卵の値下がりが目立った。 同時に発表した6月の工業品卸売物価指数(PPI)は5・5%上昇し、伸び率は5月と同じだった。うち石炭関連が33・2%、石油・天然ガス採掘が13・8%それぞれ上昇したが、ともに前月比では下落。鉄金属加工も、前月比ではわずかな伸びにとどまった。