東京円、114円台前半 

 週明け10日午前の東京外国為替市場の円相場は一時、5月上旬以来約2カ月ぶりの円安水準となる1ドル=114円台前半で取引された。円はユーロに対しても下落して130円台前半を付け、昨年2月上旬以来、約1年5カ月ぶりの円安水準となる場面があった。

 午前10時現在は、前週末比41銭円安ドル高の1ドル=114円10~12銭。ユーロは25銭円安ユーロ高の1ユーロ=130円08~10銭。

 前週末に公表された米雇用統計の結果が堅調と受け止められ、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。


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