九州豪雨、犠牲者21人に 避難1700人、孤立も 

豪雨の被害を受けた福岡県東峰村で捜索活動をする消防隊員=9日午前10時59分

 九州豪雨の被災地では9日、新たに3人の死亡が確認され、発生から5日目で、福岡、大分両県の犠牲者は計21人になった。依然20人超の行方や安否が不明で、自衛隊や消防などはこの日も不明者の捜索や住民らの救助に当たった。約1700人が避難生活を続け、集落の孤立で約250人が取り残されている。

 被災地を流れる筑後川が注ぐ有明海で8日に見つかった男女5人の遺体については、警察が死因や身元の確認を進めている。


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