NY株反発、143ドル高 金融株が上げ主導 

ニューヨーク証券取引所=2013年7月

 【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅に反発し、前日比143・95ドル高の2万1454・61ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇で収益改善が意識された金融大手のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが買われ、相場全体を押し上げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は87・79ポイント高の6234・41と3営業日ぶりに反発。上げ幅は米大統領選前の昨年11月7日以来、約7カ月半ぶりの大きさだった。

 前日はダウ平均が98ドル安、ナスダックが100ポイント安と大幅に値を下げた反動もあり、28日は上昇して始まった。


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