サムスン、米に新工場 家電生産、430億円投資 

 【ニューヨーク共同】韓国のサムスン電子は28日、3億8000万ドル(約430億円)を投じて米南部サウスカロライナ州に工場を新設すると発表した。来年初めから洗濯機など高価格帯の家電を生産し、2020年までに954人の雇用を生み出すとしている。

 米メディアによると、建設機械大手のキャタピラーが7月末に閉鎖する工場を買い取って改修する。雇用拡大を掲げるトランプ米大統領の意向に沿う動きで、ロス米商務長官は「米国がより力強い投資先になったことを反映した」と歓迎するが、サムスンは3年近く前から米国での生産拡大を検討してきたという。


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