首相、9月訪印を調整 新幹線の起工式出席 

 安倍晋三首相は9月後半にインドを訪れ、日本の新幹線方式を採用して西部の商業都市ムンバイとアーメダバード間約500キロで整備する高速鉄道の起工式に出席する方向で調整に入った。複数の政府関係者が28日、明らかにした。モディ首相と首脳会談も行い、新規路線でも新幹線技術を採用するようトップセールスで売り込みを図る。

 米国を交えた日米印3カ国の防衛協力推進も確認。現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を掲げ南シナ海やインド洋への進出を図る中国をけん制するため、経済・安全保障両面でインドとの関係を強化する。


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