将棋の大内延介氏が死去 第1期棋王 

死去した大内延介九段

 将棋の引退棋士で、第1期棋王となるなど活躍した大内延介(おおうち・のぶゆき)九段が23日、死去した。75歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで営んだ。お別れの会は7月17日午後5時から東京都渋谷区千駄ケ谷2の39の9、将棋会館で。

 1963年、プロ四段に昇段。豪快な振り飛車戦法を得意とし、頭角を現した。75年、名人戦で中原誠16世名人に挑戦したが、3勝4敗で惜敗。76年、第1期棋王となり、初タイトルを獲得した。93年から99年まで日本将棋連盟の専務理事を務めた。旭日双光章を受章。


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