佐渡鉱山の「世界遺産」推薦要望 新潟県知事、19年登録目指し 

佐渡鉱山を世界文化遺産候補としてユネスコに推薦するよう、松野文科相(右)に要望書を手渡した新潟県の米山隆一知事=26日午前、文科省

 新潟県の米山隆一知事は26日、文部科学省を訪れ、同県佐渡市の「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」を2019年の世界文化遺産登録候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦するよう、松野博一文科相に要望した。三浦基裕佐渡市長や地元選出の国会議員も同行した。

 米山知事は要請後、記者団に「さまざまな課題にきちんと対応してきた。候補に選んでもらえると信じている」と述べた。松野氏からは「皆さまの気持ちをしっかり受け止めた」との発言があったという。

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 遺産群は、江戸時代初めごろから約400年にわたって金や銀が採掘された相川金銀山を中心に構成する。


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