柔道、東海大V2で22度目優勝 全日本学生優勝大会 

決勝 明大の田中(右)から大内刈りで技ありを奪う東海大のウルフ=日本武道館

 団体戦で争う柔道の全日本学生優勝大会最終日は25日、東京・日本武道館で体重無差別の7人制による男子が行われ、東海大が決勝で明大を3―0で退け、2連覇を達成した。最近10年間で9度制し、史上最多の優勝回数を22に伸ばした。

 東海大は重量級の有力選手をそろえ、決勝では世界選手権(8~9月・ブダペスト)100キロ級代表で4年のウルフ・アロンが大内刈りで技ありを奪って優勢勝ち。優勝を決定付けた。昨年8強止まりの明大は2008年以来の決勝進出を果たしたが、16年ぶりの制覇はならなかった。

 昨年準優勝の日大と同3位で一昨年覇者の筑波大が3位だった。


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