ベルリンにパンダ到着 G20前、中国存在感狙う? 

24日、ベルリンの空港に到着し、輸送用コンテナの中から外を見るパンダ(DPA=共同)

 【ベルリン共同】中国からドイツに貸し出されるパンダ2頭が24日、ドイツの首都ベルリン近郊のシェーネフェルト国際空港に到着した。「パンダ外交」を展開する中国は、7月に20カ国・地域(G20)首脳会合が開催されるドイツにパンダを送り込み、存在感を高める狙いがあるとみられる。

 パンダ2頭は7月5日ごろにベルリン動物園でお披露目され、G20首脳会合出席のためドイツを訪れる習近平中国国家主席と、ドイツのメルケル首相が立ち会う見通し。

 2頭は6歳の雄と3歳の雌で、動物園によると貸出期間は15年間。ドイツ側から中国側に毎年100万ドル(約1億1千万円)が支払われる。


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