ホンダ、欠陥エアバッグ隠蔽否定 「タカタ問題」の米集団訴訟で 

東京のホンダ本社と、自動車フロントのエンブレム(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】タカタの欠陥エアバッグ問題を巡り、米国の所有者らが自動車メーカーを相手取って起こした集団訴訟で、ホンダは23日、メーカーが欠陥を隠蔽したとする原告側の主張に対し「ホンダもタカタによる詐欺の被害者だ」と否定する声明を出した。

 この訴訟は、欠陥エアバッグ問題による経済的な損失をメーカーが補償するよう求める内容。トヨタ自動車、マツダ、SUBARU(スバル)、ドイツのBMWは5月、計約5億5300万ドル(約600億円)を支払うことで和解。ホンダと日産自動車、米フォード・モーターは係争中だ。


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