2017年6月24日 06:25 | 無料公開
東京のホンダ本社と、自動車フロントのエンブレム(AP=共同)
【ニューヨーク共同】タカタの欠陥エアバッグ問題を巡り、米国の所有者らが自動車メーカーを相手取って起こした集団訴訟で、ホンダは23日、メーカーが欠陥を隠蔽したとする原告側の主張に対し「ホンダもタカタによる詐欺の被害者だ」と否定する声明を出した。
この訴訟は、欠陥エアバッグ問題による経済的な損失をメーカーが補償するよう求める内容。トヨタ自動車、マツダ、SUBARU(スバル)、ドイツのBMWは5月、計約5億5300万ドル(約600億円)を支払うことで和解。ホンダと日産自動車、米フォード・モーターは係争中だ。