国連人種差別撤廃委員に洪恵子氏 日本人初、南山大教授 

22日、ニューヨークの国連本部で取材に応じる南山大の洪恵子教授(共同)

 【ニューヨーク共同】ニューヨークの国連本部で22日、国連人種差別撤廃条約の締約国178カ国の履行状況を監視する人種差別撤廃委員会の委員選挙が行われ、南山大(名古屋市)の洪恵子教授(51)が132票を獲得し、当選した。洪氏によると、日本人が同委員になるのは初めて。

 任期は来年1月20日から4年間。洪氏は当選後、共同通信の取材に応じ「大変光栄だ。それぞれの国の事情を理解した上で、差別がなくなるように建設的な対話をしていきたい」と話した。


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