2017年6月22日 20:45 | 無料公開
21日、米アイオワ州での集会で支持者に応えるトランプ大統領(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は21日、中西部アイオワ州で開いた支持者集会で、不法移民対策のためメキシコ国境に建設する方針の壁について「ソーラーウオールにすることを考えている」と明かし、太陽光パネルを利用した壁とするアイデアを提案した。この構想を公の場で披露したのは初めてとみられる。
トランプ氏は、ソーラーウオールは「エネルギーを生み出し、建設費も賄える」と述べ、最大の課題である巨額費用の問題を克服できると主張。メキシコ政府に壁の建設費を負担させる考えを示しているが、ソーラーウオールにすることで「メキシコの支払額はずっと少なくなる」と述べた。