2017年6月13日 18:05 | 無料公開
師匠として本格的な指導を始めた友綱親方(右端)=13日、東京都墨田区の友綱部屋
大相撲の友綱部屋を11日付で継承し、モンゴル出身初の師匠となった元関脇旭天鵬の友綱親方が13日、東京都墨田区の同部屋で本格的な指導を始めた。42歳の新米師匠は「力士の個性をうまく見極めて教えていきたい」と表情を引き締めた。
師匠の定位置とも言える上がり座敷の中央に初めて座った。「景色が違った。全部を見渡せる」と責任者の立場をかみしめた。一方、稽古場に下りて力士に助言するのはこれまでと同じだった。
1992年にモンゴル勢の先駆者として来日し、2012年夏場所では37歳8カ月の史上最年長初優勝の快挙を達成した。