熱中症搬送、全国で745人 前週より239人減少 

 総務省消防庁は30日、全国で22~28日の1週間に745人が熱中症の症状で搬送されたとの速報値を発表した。死亡した人はいなかった。前週の984人から239人減った。気温がそれほど上がらない日が多かったためとみられる。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は15人、短期の入院が必要な中等症は198人だった。65歳以上の高齢者は46・7%を占めた。

 都道府県別では、東京の49人が最も多く、愛知40人、埼玉37人と続いた。

 消防庁は小まめな水分補給など予防策を取るよう呼び掛けている。


  • LINEで送る