北朝鮮弾道ミサイル、EEZ落下 政府推定、400キロ飛行 

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

 北朝鮮は日本時間29日午前5時40分ごろ、日本海側の東部元山付近から弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると東に約400キロ飛行し、新潟県・佐渡島から約500キロ、島根県・隠岐諸島から約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられる。航空機や船舶の被害の情報はない。ミサイルはスカッド系列の可能性があり、高度100キロ程度。米太平洋軍は短距離弾道ミサイルが6分間飛行との分析を明らかにした。

 27日閉幕したG7首脳会議は北朝鮮への圧力強化で一致したばかりで、北朝鮮はG7の動きに反発し、ミサイル開発を加速させる姿勢を改めて鮮明にした。


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