2017年5月29日 00:55 | 無料公開
【ニューヨーク共同】国連のドゥジャリク事務総長報道官は28日、グテレス事務総長が27日に安倍晋三首相とイタリアで懇談して従軍慰安婦問題について議論した際、グテレス氏は2015年12月の日韓合意の内容には「触れなかった」とのコメントを発表した。 日本政府は安倍首相が合意の重要性を指摘し、グテレス氏は歓迎したと説明していたが、国連側との解釈の食い違いが明らかになった。 報道官は「グテレス氏は慰安婦問題が日韓の合意に基づいて解決されるべき問題であるということに賛成した。特定の合意内容については触れなかった」と説明した。