関脇高安、大関昇進へ 31日に理事会、正式誕生 

高安

 大相撲夏場所千秋楽の28日、西関脇高安(27)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の大関昇進が事実上決まった。日本相撲協会審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)が昇進を諮る臨時理事会の開催を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承された。これまで理事会で昇進が見送られた例はない。

 31日に開かれる名古屋場所番付編成会議と臨時理事会で「大関高安」が正式に誕生する。2015年夏場所後の照ノ富士以来の新大関。

 高安は14日目、千秋楽と連敗したが、3場所合計で昇進目安の33勝を上回る34勝をマーク。6場所連続三役で2桁勝利5度の安定感などが評価された。


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