2017年5月28日 05:20 | 無料公開
中国外務省の陸慷報道局長
【北京共同】中国外務省の陸慷報道局長は28日未明、イタリア・タオルミナの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)首脳宣言で、東・南シナ海の状況に懸念が示されたことに対し「強い不満を表明する」と反発するコメントを発表した。
記者の質問に答える形でホームページに掲載した。陸氏は「声明は、国際法にかこつけて東・南シナ海問題であれこれと口出しするものだ」と不快感を示した。
さらに中国は当事国との対話で問題解決を図り、東・南シナ海情勢の平和と安定に努めていると主張。G7や域外の国々は「無責任な言論」を発表しないよう求めた。