米空母3隻目が西太平洋へ ニミッツ、北朝鮮けん制 

米海軍の原子力空母ニミッツ

 【ワシントン共同】米海軍が原子力空母ニミッツを西太平洋に派遣することが分かった。米西部ワシントン州の海軍基地を6月1日に出港する。地元紙が27日までに報じた。西太平洋には空母カール・ビンソンとロナルド・レーガンが既に展開中。3隻目の派遣は、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮をけん制する動きの一環とみられる。

 西太平洋に空母3隻が同時に展開するのは珍しい。北朝鮮による6回目の核実験や弾道ミサイル発射などの挑発を抑止したい考えとみられるが、軍事的圧力を強める米国に北朝鮮が反発するのは必至。米朝間の緊張が改めて高まる可能性がある。


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