NHKネット同時配信利用は6% 実証試験結果 

 NHKは26日、総務省の有識者会議で、2016年度に実施した放送番組のインターネット同時配信の実証試験の結果を明らかにした。参加した全国約5千人のうち、試験期間の3週間に番組を視聴する際、同時配信を1回でも利用した人の割合は6%にとどまった。

 NHKは2019年から番組を24時間同時配信したい意向だが、放送法の改正が必要になる。高市早苗総務相は試験結果について「視聴者のニーズを裏付ける内容にはなっていない」と述べ、配信方法や財源などを検討するよう要請した。


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