国連本部、殉職PKO要員を追悼 事務総長ら出席し式典開催 

 【ニューヨーク共同】昨年1年間に世界各地の国連平和維持活動(PKO)で殉職した要員117人の追悼式が24日午前(日本時間同日夜)、ニューヨークの国連本部で開かれ、国連のグテレス事務総長や各国の国連大使、PKO部隊の幹部らが出席し、要員の死を悼んだ。

 式典では、殉職者として中央アフリカのPKOを統括する中央アフリカ多次元統合安定化派遣団(MINUSCA)で勤務し、日本に帰国後の昨年6月にマラリアで死亡した日本人女性職員ヒロセ・ミホさんの名前も読み上げられた。

 国連は家族の希望でヒロセさんの名前の漢字や年齢、出身地などを明らかにしていない。


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