東芝、米WDとトップ会談 半導体買収で修正要求か 

 経営再建中の東芝の綱川智社長は24日、半導体子会社「東芝メモリ」(東京)の売却を巡り対立している米ウエスタン・デジタル(WD)のスティーブ・ミリガン最高経営責任者(CEO)と東京都内で会談した。WDによる総額2兆円の買収提案は独占禁止法に抵触する恐れがあると東芝側は懸念しており、WD側に修正を求めたとみられる。

 東芝は、三井住友銀行やみずほ銀行といった主要取引行を対象にした会合を25日に開く。東芝メモリ売却の状況を説明し、支援の継続を求めるとみられる。

 今月10日にも綱川氏とミリガン氏は会談したが、物別れに終わった。


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