暑さ厳しい夏に、気象庁予報 梅雨は多雨傾向 

早くも暑さが厳しくなった20日、強い日差しの中、日傘を差して歩く人たち。奥は東京スカイツリー=東京都台東区

 気象庁は24日、6~8月の3カ月予報を発表した。北日本(北海道、東北)、東日本(関東甲信、東海、北陸)、西日本(近畿、中四国、九州)では8月、沖縄・奄美では7月に気温が平年より高くなる予想で、暑さの厳しい夏になりそうだ。

 気象庁によると、梅雨前線が平年より南寄りに位置し北上が遅くなるのが影響し、各地で梅雨の後半に強い雨が降る可能性がある。東日本の太平洋側と西日本は7月、沖縄・奄美は6月に降水量が平年並みか平年より多くなる。

 梅雨明け以降は太平洋高気圧が本州付近に強く張り出し、晴れの日が多く気温も上昇するため、熱中症に注意が必要だ。


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