2017年5月24日 08:01 | 無料公開
証言するCIAのブレナン前長官=23日、ワシントン(UPI=共同)
【ワシントン共同】ロシア政府による米大統領選干渉疑惑を巡る下院情報特別委員会の公聴会が23日開かれ、中央情報局(CIA)のブレナン前長官は、トランプ陣営がロシア当局者と接触していたと明言、ロシア側に利用されていた懸念があると指摘した。連邦捜査局(FBI)には陣営とロシアが共謀した可能性を捜査する「十分な根拠」があると述べた。
ブレナン氏がロシア疑惑について証言するのは今年1月の退任以来、初めて。元情報機関トップがトランプ陣営とロシアの不透明な接触を認めたことで、疑惑追及を求める声が一層強まるのは必至だ。