朝鮮通信使の足跡たどり踏破 ソウル―東京、日韓市民交流 

 江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節「朝鮮通信使」の足跡をたどり、日韓の市民が韓国・ソウルから歩く交流イベント「21世紀の朝鮮通信使 日韓友情ウオーク」の参加者約100人が22日、ゴールの東京・日比谷公園に到着した。

 うち全行程を歩いたのは19人。4月1日にソウル中心部を出発、韓国南部・釜山や長崎県対馬市などを経由し、計約1158キロを踏破した。

 イベントの隊長で全行程を歩いた遠藤靖夫さん(75)=さいたま市=は「参加者同士で励まし合って歩き、交流を深めることができた」と日焼けした顔をほころばせた。


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