日米同盟かつてなく重要 次期大使、市場開放に意欲 

 【ワシントン共同】米上院外交委員会は18日、トランプ大統領が次期駐日大使に選んだ実業家、ウィリアム・ハガティ氏(57)の指名承認公聴会を開いた。ハガティ氏は北朝鮮の核・ミサイル開発などを踏まえ「日米同盟はかつてないほど重要」と強調。通商面では日本の自動車市場に「構造的な非関税障壁がある」とした上で「農産物や防衛装備品、工業製品の輸出を促進する」と述べ、日本市場の一段の開放に意欲を表明した。

 指名が上院本会議で承認されれば、オバマ前政権2期目で大使を務めたキャロライン・ケネディ氏の後任となる。議会で目立った反対はなく、円滑に承認される見通し。


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