2017年4月29日 06:53 | 無料公開
全米ライフル協会(NRA)の年次会合で演説するトランプ米大統領=28日、ジョージア州アトランタ(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は就任99日目の28日、南部ジョージア州アトランタで開かれた有力ロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)の年次会合で演説し「国民が武器を持つ権利を決して侵害しない」と述べ、オバマ前政権が進めた銃規制強化の緩和に意欲を示した。米世論を二分する銃規制を巡り、銃所持に寛容な姿勢を鮮明にした。
銃愛好家団体のNRAで現役大統領が演説するのは1983年のレーガン氏以来で異例の対応。全米各地で銃犯罪が多発する中、銃規制強化を求める市民から懸念の声が上がりそうだ。