ユナイテッド、男性と和解 航空機引きずり降ろし 

ニューヨーク・ラガーディア空港のユナイテッド航空カウンター(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米シカゴで定員超過の米ユナイテッド航空機から乗客の男性が引きずり降ろされて大けがをした問題で、男性と航空会社が和解したことが27日分かった。男性の弁護士が公表した。和解内容は明らかにしていない。

 弁護士によると、男性は南部ケンタッキー州の医師でベトナム出身。休暇を終えて帰宅途中だった9日、800ドル(約8万9千円)と引き換えに席を譲ってほしいと頼まれたが、翌日に診察予定があったため拒否した。

 男性は会社側の通報を受けた航空当局者に強引に機外に連れ出された際に前歯を2本折ったほか鼻も骨折。脳振とうを起こした。


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