2017年4月28日 05:52 | 無料公開
【ジュネーブ共同】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は27日、北朝鮮の核開発能力が進んでいるのは確実だと懸念を表明し、政治的解決の進展があれば寧辺の核施設へIAEA監視要員を復帰させる準備はできていると述べた。ジュネーブのシンクタンクで講演した。 IAEAは2009年4月、寧辺の核施設で稼働停止・封印を監視していた監視要員が追放されて以来、核施設への立ち入りはできていない。 天野氏は「衛星写真などの情報を収集、分析している」と述べ、全ての兆候は核開発の進展を示しており深刻な懸念を持っていると訴えた。