2017年4月28日 12:33 | 無料公開
九州自動車道の益城熊本空港IC―松橋IC間で、コーンを回収する作業員ら=28日午前、熊本県益城町
昨年4月の熊本地震の被害で、復旧工事が続いていた九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジ(IC)―松橋ICの車線規制が28日、約1年ぶりに全面的に解除された。地震による最後の車線規制区間。熊本県内の約17キロで、片側2車線を1車線としてきた。
橋桁がずれたり、路面が最大約85センチ陥没したり地割れが起きたりした。
車線規制で、休日や通勤時間は混雑することが増え、4月下旬からの大型連休中は最大15キロの渋滞が発生すると予想されていた。西日本高速道路は規制解除により、同区間の渋滞は解消されるとしている。