2017年4月27日 22:41 | 無料公開
土地付きの発電所投資を勧誘するライズデザインファクトリーのパンフレット
土地付きで風力や太陽光発電設備を販売する東京都内の2社が契約後に工事を行わず、代金返還にも応じないとして、複数の投資家とトラブルになっていることが27日、分かった。未返還額は判明分だけで約1億円に上る。2社とも破産する見通しで、投資家らは警察や弁護士に「詐欺ではないか」と相談している。
2社は「ライズデザインファクトリー」と関連会社の「ライズホールディングス」。勧誘資料によると、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、分散型エネルギーが求められていると強調。電力は20年間、一定の価格で買い取られ、風力発電の場合、利回りは8%以上になるとしている。