インドネシアで自動車ショー 日系各社、低燃費車を強化 

 【ジャカルタ共同】東南アジア最大の自動車市場インドネシアの首都ジャカルタで27日、国際モーターショーが開かれた。5月7日まで。同国で9割以上のシェアを占める日系各社は、人気のミニバンやスポーツタイプ多目的車(SUV)のほか、税制優遇を受けられる低燃費車の開発に力を入れており、競争が激しさを増している。

 約4割と最大のシェアを誇るトヨタ自動車は、インドネシアで販売する低燃費車「アギア」の新型モデルを発表。トヨタは子会社のダイハツ工業に製造を委託しており、軽自動車の技術を活用することで低燃費を実現した。担当者は「低価格で購入層の拡大につなげたい」と話す。


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