2017年4月26日 07:48 | 無料公開
農業振興に向けた大統領令に署名したトランプ大統領(右)=25日、米ホワイトハウス(AP=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は25日、農業振興に向けた大統領令に署名した。省横断の特別対策本部を設置し、農産物の効率的な生産や輸出増のための具体策の検討を指示した。
トランプ氏はホワイトハウスでの署名式で「他の国につけ込まれたくない」と強調。国内の需要はできるだけ自前で賄い、農産物の輸入を減らしたいとの意向を示した。
対策本部はパーデュー農務長官がトップを務め、財務や商務、労働などの各長官、通商代表らが参加。農産物の輸出と国内産の消費を増やす具体策や、農家の負担になっている規制の緩和策などをまとめ、180日以内に大統領に報告する。