横浜市の待機児童2人 申請者数は過去最多 

 横浜市は25日、認可保育所などに入れない待機児童数が4月1日現在、2人と発表した。昨年同期の7人から減ったが、希望の保育所に入れなかったのは142人増の3259人。入所申請者は過去最多の6万5144人だった。

 横浜市は2013年に待機児童ゼロを実現したが、14年からは待機児童が生じている。林文子市長は「これからもゼロを目指すとの旗を降ろすつもりはない」と述べた。

 厚生労働省は3月、保育所が見つからない保護者がやむを得ず育児休業を延長する場合も、待機児童に含めるとの新たな定義を通知。横浜市は復職について確認しておらず、新定義での集計は見送った。


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