元関脇の朝赤龍が日本国籍取得 年寄名跡取得可能に 

 大相撲の元関脇で幕下の朝赤龍(35)=本名バダルチ・ダシニャム、モンゴル出身、高砂部屋=が日本国籍を取得したことが21日付の官報で告示された。引退後は親方として後進を指導する意向があり、日本相撲協会に残ることができる年寄名跡取得が可能となった。モンゴル出身では大島親方(元関脇旭天鵬)が日本国籍を取得し指導に当たっている。

 朝赤龍は高知・明徳義塾高に相撲留学し、2000年初場所で初土俵を踏んだ。02年名古屋場所の新十両から関取の座を保っていたが、ことし初場所で幕下に転落した。


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