NY株、9日ぶり反発 150ドル高、景況感改善 

 【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反発し、前日比150・52ドル高の2万0701・50ドルで取引を終えた。消費者の景況感を示す米経済指標が市場予想を上回り、大きく改善したことを好感し、ほぼ全面高となった。

 前日までの値下がりで割安感が出たことによる買いも入り、相場を押し上げた。原油先物相場の上昇も投資家心理の改善につながった。ダウ平均はマイナス圏で取引が始まったが、次第に上昇基調を強めた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は34・77ポイント高の5875・14と続伸した。


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