核禁止条約推進派「重要な一歩」 不参加日本と対照 

「核兵器禁止条約」制定に向けた会議が開かれた国連本部=27日、ニューヨーク(国連提供・共同)

 【ニューヨーク共同】核兵器を非合法化し廃絶を目指す「核兵器禁止条約」制定に向け、ニューヨークの国連本部で27日に始まった会議では、制定交渉への不参加を表明した日本とは対照的に、推進派の国々は「核なき世界」実現に向けた重要な一歩として、口々に意義を強調した。

 会議の議長にホワイト駐ジュネーブ国際機関代表部大使を送り出した中米コスタリカのゴンサレス外相は「ヒロシマとナガサキに原子爆弾が落ちて、70年以上経過した」と、日本の被爆地名を挙げながら演説を始めた。


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