東芝、米原発問題大詰め WHが韓国電に支援打診 

 経営再建中の東芝と、巨額の損失を出し続けている米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が、韓国電力に支援を打診したことが27日、分かった。債権者の理解を得られれば、現地時間の28日にも米連邦破産法11条の適用を申請する方向で調整に入ったことも判明した。米原発問題は月内決着に向け大詰めを迎えた。

 巨額損失を穴埋めするため、東芝が半導体の主力製品の分社化を決める臨時株主総会を30日に控え、関係者の間には、株主への説明責任を果たすため総会までにWHが適用申請を決めるべきだとの声が強まっている。


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