韓国検察、朴氏の逮捕状請求 近く裁判所審査 

韓国の朴槿恵前大統領

 【ソウル共同】韓国の朴槿恵前大統領(65)の収賄疑惑などを調べている検察は27日、裁判所に朴氏の逮捕状を請求した。朴氏は親友の崔順実被告と共謀、韓国最大の企業グループ、サムスンから賄賂を受け取った疑いなど少なくとも13の容疑が持たれ、朴氏は否認していた。裁判所は近く逮捕状発付の是非を審査。崔被告の国政介入疑惑に端を発した一連の事件は、最大のヤマ場を迎える。

 検察は21日に朴氏を任意で長時間にわたり事情聴取していた。朴氏が逮捕されれば、韓国大統領経験者としては1995年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ3人目の逮捕者となる。


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