東証一時1カ月半ぶり安値 オバマケア代案撤回を懸念 

 週明け27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に反落した。下げ幅は一時300円を超え、節目の1万9000円を割って約1カ月半ぶりの安値を付けた。トランプ米政権の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案撤回を受け、政策運営が停滞するとの懸念が拡大。円高ドル安も嫌気された。

 午前終値は前週末終値比291円74銭安の1万8970円79銭。東証株価指数(TOPIX)は21・08ポイント安の1522・84。

 トランプ大統領が与党共和党をまとめきれなかったことで、インフラ投資などの実行力にも不安が高まり、前週末のダウ工業株30種平均は7営業日続落した。


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