2017年3月25日 18:18 | 無料公開
サッカー施設Jヴィレッジに整備される全天候型屋内練習場の完成予想図
東京電力福島第1原発事故の対応拠点に使われたサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)で25日、サッカーグラウンド1面が入る全天候型屋内練習場の起工式が行われた。国内初の施設で、2019年4月の全面再開時に、使用を開始する予定。
ピッチは人工芝で、屋根は光を通す素材を使っており、昼間なら照明なしで練習ができる。274席の見学スペースも設ける。
建設するのは福島県で、式典では内堀雅雄知事が「福島復興のシンボルとして、日本サッカーの聖地の復活に向けて取り組みたい」とあいさつした。総工費22億円のうち7億円は個人や企業から寄付を募っている。