新国立競技場、工事は「順調」 4月から本体の基礎へ 

報道陣に公開された新国立競技場の工事現場。中央奥は東京・新宿の高層ビル群=24日午前

 日本スポーツ振興センター(JSC)は24日、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の工事現場を報道陣に公開し、望月禎理事は「ここまでは順調に進んでいる」と述べた。昨年12月に本体工事に着手し、全体で36カ月を見込む工期のうち約3カ月が経過した現在は、地盤の掘削作業の最終段階に入っている。

 現場では100トン超の大型クレーンが11台稼働。1日あたり350~400人の作業員が従事し、急ピッチで工事を進めている。4月からは建物本体の基礎工事に取り掛かり、今夏からスタンド部分、来年には屋根の工事へと進む。


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