JR四国が観光列車試乗会 渓谷に映える鮮やかな車体 

試乗会でJR琴平駅に停車する新型観光列車「四国まんなか千年ものがたり」=23日午前

 JR四国は23日、土讃線で4月1日に運転を始める新型観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の試乗会を開いた。琴平(香川県琴平町)―大歩危(徳島県三好市)間を約2時間かけて走行。吉野川沿いの渓谷や讃岐平野に映える鮮やかな色使いの外観が特徴だ。

 車両ごとに色が異なる3両編成。古民家を連想させる内装は徳島県産スギの素材感を生かした焦げ茶色が基調で、外観に合わせた色の椅子やソファを配置した。全体のデザインはJR四国社員の松岡哲也さん(48)が担当した。

 列車は多度津(香川県多度津町)―大歩危間で金曜から月曜を中心に1日1往復する。


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