2017年3月22日 19:27 | 無料公開
東京電力は22日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器底部にたまった高濃度汚染水の中を線量計とカメラを搭載した自走式ロボットで21日に調査した結果、圧力容器の土台にある開口部付近の4カ所で毎時3・0~7・4シーベルトの放射線量を測定したと発表した。撮影した画像には構造物や堆積物が写っていたが、東電は「溶け落ちた核燃料(デブリ)と断定できるものはなかった」としている。 東電によると、4カ所は開口部付近の3カ所と、開口部から近い格納容器の壁際の1カ所。格納容器底部の床面から高さ0・9~1・6メートルの地点で線量を測定した。