セサミストリートに自閉症4歳児 新キャラクター、理解促進狙う 

セサミストリートの新しいキャラクター、ジュリア(手前左)(セサミ・ワークショップ提供、共同)

 【ニューヨーク共同】米国の幼児向け教育番組「セサミストリート」を制作する非営利団体「セサミ・ワークショップ」は21日までに、4月の放送から新しいマペット(操り人形)のキャラクターとして、自閉症の少女「ジュリア」を登場させると発表した。自閉症への理解促進が狙い。

 自閉症児の家族から番組で扱ってほしいという要望が寄せられ、同ワークショップは5年以上かけて専門家の意見を聞くなど準備してきた。

 ジュリアは歌が大好きで、多くの曲の歌詞を暗記している4歳児という設定。友達とは楽しそうに遊ぶが、ほかのキャラクターが自己紹介して握手を求めても無視してしまうことがある。


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